***第20回***
この回を読む前に、アクセス解析で大切な事はを読んで下さい。
■使用ブラウザ:来訪者が使用しているブラウザの種類をカウントします。
以外に軽視しがちなところです。
最近、タブブラウザ(FirefoxやSleipnir等)の普及により、来訪者はさまざまなブラウザで見に来ています。
InternetExplorerでは表示できても、他のブラウザでは、レイアウトが崩れたり、表示できないページが目立ってきています。
作成後の検証は、最低でもInternetExplorerとFirefoxで行うことをお勧めします。
■検索キーワード分析
検索キーワードを分析することは、非常に重要です。
検索サイト(GoogleやYahoo等)から来訪するきっかけとなった検索キーワードには、来訪者のニーズが隠されています。
例えば、『プリンタ』というキーワードについて、
『プリンタ 価格』と検索する人もいれば、『プリンタ 比較』、『プリンタ カラー』等と検索する人もいます。
来訪者は『プリンタ』の後にスペースを入れて、『価格』『比較』『カラー』と様々な言葉を入力します。
この言葉が、来訪者のニーズとなります。
『価格』プリンタの値段を知りたい
『比較』プリンタの機能を比較したい
『カラー』カラープリンタを探している
このように、検索キーワードを分析することで、来訪者が、どんなことを求めて、サイトに来ているのかが分かります。
他にも、キーワードアドバイスツールを使った、検索キーワード分析の仕方があります。
キーワードに『プリンタ』と入力すると、上位から『エプソン、キャノン、canon、epson、hp』(2006/1/29現在)という言葉と共に検索されていることが分かります。
このことから、来訪者の多くは、特定メーカーのプリンタの、何か(ラインナップ、価格、機能、等)が知りたいのだと予想できます。
このニーズに応えるようなページをつくり、そのページから来訪者を目的のページ(資料請求やECサイト)へ、誘導する仕組みを考えることが大切です。
ここでは、分かりやすく、1つのキーワードに絞って解説しました。
色々なキーワード、色々な角度から分析することで、より正確なニーズを読み取ることが出来ます。